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混沌の世界 Chaos World [World Situation 国際情勢]





ロシア南部のウラジカフカスで自爆テロが発生した。
06年、07年、08年とロシア、東欧を周遊している時に緊迫するコーカサス情勢も多少はウォッチしていたので、いつも気にはしている。
しかし、複雑化する一方の情勢に憂慮を示すしかないね。


ウラジカフカスは北オセチア共和国の首都だ。 死傷者数十人を数える事態らしい。















ここは一昨日もミニバス爆破の自爆攻撃が起きたばかりだった。


北オセチアはあの学校占拠事件で多数の児童教員が巻き添えで死亡する悲劇が起きた所だ。
ロシアで足掛け10数年も独立闘争が続くあのチェチェンだけでなく、隣接するダゲスタン、イングーシでもテロが頻発しているし、
チェチェン紛争での休戦うんぬんはともかく、実態上は闘争が続いている。



また08年の北京五輪時、ロシアから独立したグルジアにロシアが侵攻して国際紛争に発展したことも記憶に新しい。
グルジアであったはずの南オセチア、アブハジアは紛争の結果、独立を果たす形になり、これも情勢を複雑にしている。


ロシアはチェチェン独立をエリツィン以来、力でねじ伏せて来たが、
その結果、モスクワでの劇場占拠、地下鉄自爆など、悲劇的テロが繰り返されている。


エネルギー問題も見え隠れしていて、ロシアはソ連崩壊以降、これ以上の独立を許さない立場を堅持している。
また、コーカサスに連なる地方はイスラムとキリスト教が地政学上これも複雑に絡み合う情態であるので、
これはもう固定観念の世界にそれぞれが入り込み、お互いに相容れない。





ウラジカフカスには知人がいるし、自然も実に素晴らしい地方でもあるので
一度行って見たかったが、こういう情勢ではアジア人が現地に入る余地がなさそうだ。


アブハジア出身の知人などもいるし、海外の知人がこれを読むことを考えると下手なことは書けないな。
こういう情勢のままで、ソチ五輪を無事に開催出来うるのだろうか?




イデオロギー対立が崩壊した現在、こうした宗教対立をも内包した問題が国際紛争の大きな課題になっている。





だが、国際情勢を揺るがす宗教対立の火に油を注ぐような連中もいる。
これがまた困った問題だ。 敢えて言うがこういう短絡した愚かな行為が世界を人々を危うくする。














米国・フロリダ州にあるキリスト教会でイスラム教の聖典であるコーランを焼却するのだそうだ。


あの9・11にあたる同時多発テロに合わせてやるんだそうだ。
これを大統領も国際社会も止められないでいる。もう打つ手がないのだそうだ。


そんなにコーランを焼きたいなら、メッカでやったらどうか。まあ、生きては帰れないだろうが。

こんな馬鹿げた行為によって、世界中で罪のない市井の人々の安全が脅かされることになるだろう。


世界の人々を幸せに導くはずの宗教が反って人々の対立を煽る要因となり、
人々の命を危うくする時代を中世以前から私たちは長く考えて来たはずだが、何も解決するに至らない。



こうした宗教に民族問題、経済対立、領土問題と連なり、
結局のところ、人類という生き物は絶滅するまで自らのユートピアを見いだし得ないのだろうか。












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